友人の愛犬の写真を参考にしてエンブレムを製作しました。
3mmの黒いABS樹脂を切削して、凹部分を作りその中に着色した
エポキシ樹脂を流して作ります。
エンブレム用データの製作
写真から輪郭を抽出して(AKVIS Drawというソフトを使っています。)作る方法
もありますが、今回は写真を参考にして手作業で可愛くしたデザインにしてみます。

この写真から切削用データ画像を作ってみました。
結果的にあまり似ていないかもしれませんが…

上は最終的にできた画像になります。この画像をDXFファイルに変換
してCAMソフトで彫っていきます。
愛犬エンブレムの表側

上の写真は出来上がった愛犬エンブレムの表側の写真です。
輪郭の黒い部分は元々のABS樹脂材の色で、彫った凹の部分の目には
白い塗料を入れて、体全体は、エポキシ樹脂にマイカパウダーという
雲母を使った着色剤を混ぜて作りました。
着色用マイカパウダー

上の写真は使ったブラウングリーンという色のマイカパウダーです。
最初は、UVレジンにマイカパウダーを入れて使ったのですが、雲母を
主成分にしているせいか、紫外線を照射しても綺麗に固まらなくて
(雲母がキラキラとしているので紫外線を反射するからだと思います。)
結局、エポキシ樹脂に混入して使いました。
愛犬エンブレムの裏側

上の画像は、愛犬エンブレムの裏側の両面シールを貼ったところです。
普段使っている3mmの厚めの両面シールではなく3Mの1mmの両面
シールを使った所、素材の違いからレーザーでの型抜きがうまくいかなく
シールが少なくなり、レーザー光の調節をする分も残っていなかった
ので、カッターで切りました。 切り口が汚いですね。
コメント