定価販売用エンブレムの製作過程を見ていきます。
オリジナルエンブレムについてあまり聞きなれないと思いますので、一通り製作過程をご説明いたしたいと思います。(オリジナルエンブレムの場合には違う工程を踏む場合もあります。)
ABCDEFGの文字でにくまるフォントを使い100mmの定価販売(5500円)の場合について流れを説 明致します。
1. イラストレーターを使いABCDEFGという文字をにくまるフォントにしてから大きさを製作サイズの100mmにします。
2.イラストレーターのデータをDXFファイルに変換して保存します。
3.保存したDXFファイルをCADソフトで読み込んで切削用のデータを作成します。
4.読み込んだデータを加工して切削するABS板の厚さや工具の設定等を行い切削デモを作ります。
5.切削デモで文字が繋がっているか等を確認してからCAMソフト用データを出力します。
6.CNC機器に材料を設定、刃物を取り付け切削にかかります。
7.上の写真は切削後のABS樹脂です。これからバリ取り、研磨等を行います。
8.上の写真はバリ取り等を行い脱脂してエアブラシ塗装する前のものです。その後塗装します。
9.塗装が終わりましたら裏面の両面シールをレーザー加工機で切り抜きます。
10.切り抜いたシールを張り付け包装して完成となります。